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  • 執筆者の写真Tsuyoshi Namba

世に生を得るは事を成すにあり(坂本龍馬)

創業や起業に関していろいろな相談を受けるのですが、そのなかでも多いものとして次のようなことを耳にします。

  • 自分には特に強みもないし、取り柄もない、起業はしたいけど大丈夫だろうか

  • 限られた資金では不安だ。どのくらい用意したら良いのだろう

  • 起業してみたい、起業しようと思うけど、生活を考えると一歩踏み出すのが怖い

たしかに現在成功している事業家の方や企業の様子を見ていると、稀有な特長であったり、資金力があったりと自分にはない(と思っている)ものばかりに目がいってしまいます。



スタート地点は同じはず


ですが、ちょっと考えてみてください。

名だたる大企業や事業家も最初から成功していたのでしょうか?


もちろん生まれ育った環境であったり、止事無き状況に置かれて生活のために事業を興さざるを得なかったという点では少なからず差異はあるかもしれませんが 、ほとんどの方のスタート地点は起業しようかと悩み、考えているみなさんと同じような状況だったのではないでしょうか。

はじめから偉大な経営者だった人はいないはずです。


最終的に事業を成功に導くために必要なことは、自分自身で興した事業にどれだけ信念をもって没頭できるか、ということに尽きるのではないでしょうか。

ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、成功するまで続ければ失敗はない、とも言えるのです。

また、起業し事業を運営していく過程においては、創業者ひとりでやれることにも限界があります。適時適切なタイミングで専門家であったり金融機関であったり、事業運営に関して多くの方々から支援、協力を仰ぐことも必要だったはずです。



不安や心配と上手に付き合う


起業に際して起こるさまざまな不安や心配は、みな同様に感じることでもあります。しかし、ビジネスプランを策定していく過程で、そのような不安や心配と上手に付き合っていくことが可能になるのです。


そのためにもビジネスプラン策定当初における具体的なポイントとして次の3つが挙げられます。

  • 起業しよう、事業を興そうと思ったきっかけを思い起こして、自分は何を成すために事業を行うのかをしっかり腹落ちさせる

  • 3年後、5年後にはどのような状態にあり、どのくらい業績をあげているのか、目標を設定する

  • 自分自身のリソース(得意なこと、他人には負けないこと、自慢できることなど)を棚卸しして、事業に活かせる資源を明確にする



はじめの一歩


起業に向けてはしっかりした準備が必要ですが、一方で、何よりもまず一歩を踏み出さねば何も始まらないこともまた事実です。

あなたは、自分自身が世に出て事を成すための一歩を踏み出す準備をしていますか?

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